おしゃれで軽くて美味しいシガレットケース、HINT MINTの紹介

手巻きタバコを持ち歩くためのシガレットケース、売っているのは重たいものばかりで「もっと軽いシガレットケース無いかなあ」と思っていませんか?
特に、スリムフィルターを使っている方は、ちょうどいいサイズのものがなかなか見つからないと思います。
そんな方にぜひおすすめしたいのが、今回紹介するHINT MINTです。
実はこのHINT MINT、ミントタブレットのケースです。
ミントタブレットのケースですが、スリムフィルターで巻いたレギュラーサイズの手巻きタバコにシンデレラフィットするうえ、おしゃれで軽量。
しかも、美味しい。
あまりに便利なので、私は2年近くずっと使っています。
ただ、ちょっと難点があり、それをカバーするのに少し改造が必要です。
別に改造しなくても使えますが、改造した方が使いやすくなります。
改造方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
HINT MINT(ヒントミント) って何?
HINT MINTは、アメリカのミントブランドで、私がシガレットケースとして使っているのは「クラシックラベル」というシリーズで、400円以上します。
この「クラシックラベル」のケースは、1920年代のシガレットケースをモチーフに作られており、見た目はこんな感じです。
amazonでも売っていますが、私は成城石井で偶然見つけて買いました。
現在、販売されている味は、以下の6種類です。
- ペパーミント
- チョコレートミント
- シナモンミント
- グリーンティーミント
- ザクロ&アサイ
- シトラス&ジンジャー
私が買ったのはシナモンミントとザクロ&アサイです。
シナモンミントは、甘く味付けしたシナモンスティックをそのまましゃぶっているような味で、シナモン好きにはたまらない味だと思います。
ザクロ&アサイは、甘酸っぱく爽やかな味で、後味もスッキリしています。
コンビニで売っているミントタブレットに比べて高い商品ですが、実際に食べてみて、味だけでも400円以上出す価値があると思います。
HINT MINT のケースの改造
現在、メインでザクロ&アサイを、サブ(メインへの補充用)でシナモンミントのケースを使用しています。

このケース、前述した通りスリムタイプの手巻きタバコがシンデレラフィットします。
1ケースに13本入ります。

ただ、ひとつ難点があり、入っている本数が少なくなると、タバコが縦になってしまうのです。

見た目が悪いですし、縦のまま取り出そうとして、何度か手巻きタバコを折ってしまった事があります。
また、ケースを開けた時に勢いでタバコが大量にこぼれたりもします。
これらを防止するため、メインの方には途中に仕切りを付けて行きます。
用意するもの
用意するものは以下の通りです。
- HINT MINTのケース
- アルミ缶
- カッター
- ハサミ
- 油性マジック
- 定規
- 紙ヤスリ
- ボンド(Gクリヤー)

あと、ケガをしないように軍手も用意しましょう。
カッターの刃は新品に取り替えておきましょう。
古い刃だと、作業効率が悪くなります。
ハサミは、アルミ缶を切るために必要です。
普通のハサミでも簡単に切れますが、ハサミによってはその後、切れなくなってしまう事があるので、自己責任でお願いします。
万能バサミを使った方が刃のダメージを気にしなくても良くなりますが、切ったアルミの歪みが普通のハサミより大きいです。
アルミを大きめに切り出して、綺麗な部分だけ使えば問題ありませんので、用意できる方で良いと思います。
油性マジックは、ある程度精度が必要なので、極細で書けるものを用意しましょう。
紙ヤスリは100均のもので充分ですが、あまり目の荒いのは思った以上に削れてしまいますので、止めた方が良いと思います。
私は400番の紙ヤスリを使用しました。
ボンドはGクリヤーがオススメです。
瞬間接着剤も試したのですが、すぐに剥がれてしまいました。
Gクリヤーで接着した後は一度も剥がれていません。
色も透明なので、多少板からはみ出しても気になりません。
アルミ缶から板を切り出す
まず、アルミ缶から仕切りを作る板を切り出します。
切る時に歪んだりするので、最初は大きめに切り出し、歪んでいない部分から仕切りを切り出すと綺麗にできます。
使うアルミ缶は、缶の表面が印刷ではなく、ラミネートされている物の方が、ラミネートを剥がすだけで綺麗な無地のアルミになるので、買う時はラミネートされているものを選びましょう。

次に、アルミ缶の下のデコボコ部分とフラットな部分を切り分けます。
本やノートを台にしてカッターを置き、下からフラットになったすぐ上あたりにカッターの刃が当たるようにします。
この時、カッターの刃はできるだけ短く出しましょう。
あまり長いと刃がしなって上手く切れません。
この状態でアルミ缶を刃に押し当てながら、下の写真では赤い矢印の方向に回して、カッターの刃がアルミ缶を1箇所貫通したら、この作業は終了です。

缶に1周切れ目が入り、貫通した所が一箇所できたら、その貫通した所を指で少し押してやると、切れ目に沿って外れていきます。
これをグルッと1周すると、綺麗に底が外せます。

アルミ缶の底が外れたら、切った底の方から飲み口の方に向かって、フラットな部分の一番上までハサミでまっすぐ切っていきます。
アルミ缶を切る時の注意点ですが、切り始めの角の部分は直角で切り口もギザギザしています。
切断面もギザギザしています。
ハサミで切り進めていく時には、この角が手に刺さったり、切断面で手を切ったりする場合があるので、気をつけましょう。
軍手をつけて作業することをオススメします。

垂直に切ったら、切る向きを90度変えて、グルッと一周切ります。
この時も角や切断面に気をつけて切りましょう。

切り取ったアルミ板は、元の缶の形に丸まっているので、逆に丸めて手でバインバインしたりしてある程度フラットにします。

ある程度フラットになったら、以下の図面を定規とマジックでアルミ板に書きます。

図面をアルミ板に書いたのが、以下の写真です。
できるだけ状態の良い(デコボコしていない)部分に書きましょう。
カッターで切った面をどこかの面になるように書くと、切る作業が1回減ります。

図面が書けたら、外周の線に定規を当てて、カッターで5〜6回同じ場所に切れ込みを入れます。
裏返して、切り跡が見えたらOKです。
切れ込みを入れたら、切れ込みを中心に左右を持って、ペコペコすれば切り離せます。

切り離せたら、アルミ板の角をハサミで切ります。
仕切りの上の部分になる角は小さめに、反対側はケースの角の丸みにつっかえない程度に角を切ります。

これで切り出しは完了です。
切り出したアルミ板を加工する
このままだと切断面がギザギザで危ないので、紙ヤスリで触っても痛くない程度に切断面を滑らかにします。

切断面が滑らかになったら、アルミ板に残っている最後の線にそって曲げます。
この時、マジックで書いた線を上にして板を置くと、接着した時に線が下になって見えなくなります。
曲げる時は、机などの直角な部分にマジックの線がそうように置いて押さえ、少しづつ下に押してまっすぐ折り曲げていきます。
一気に折ろうとすると失敗するので、垂直になるまで少しづつ折り曲げましょう。

ここまで来ればもう少しで完成です。
アルミ板とケースの接着面を少しヤスリがけします。
ボンドの付きを良くするための作業ですが、そんなキッチリやる必要はありません。
ある程度の範囲が、表面がザラつく程度にすればOKです。

ケースにアルミ板を接着する
最後に、アルミ板をケースにボンドで貼り付けて乾かします。
Gクリヤーは、瞬間接着剤や普通のノリと接着方法が違います。
まず、ヤスリがけした面にそれぞれボンドを塗って乾かします。

ボンドが両方の面とも乾いたら、お互いを押し付けて接着します。
図面通りにできていれば、仕切りから手前に5本入るようになります。
軽くアルミ板をケースの接着面に置いたら、手巻きタバコを5本置いてみて位置を調節しましょう。
位置の調節ができたら、ケースもアルミ板も変形しやすいので、歪ませないように力を入れて接着しましょう。
ケースのフタを元通りにセットしたら完成です。

一応、完成しましたが、まだボンドの匂いが残っていますので、一晩はフタを開けたまま放置しましょう。
使うのは翌日のお楽しみということで。
使っていくと、仕切りの板は歪みます
使っていくと、すぐに仕切りの板は歪みます。
下の写真は、これまで使っていたケースの仕切りです。

アルミ版が薄いので仕方ありません。
別の素材を使用して板を厚くすることも出来ますが、入る本数が減ってしまいますし、加工も難しくなります。
ここはあきらめて、気になったら指で矯正してあげましょう。
多少は良くなります。
まとめ
今回は、スリムフィルターで巻いたレギュラーサイズの手巻きタバコを持ち歩くためのシガレットケースとして、HINT MINTというミントタブレットのケースとその改造方法を紹介しました。
ミントタブレットのケースですが、スリムフィルターで巻いた手巻きタバコにシンデレラフィットするうえ、おしゃれで軽量。
しかも美味しい。
とてもおすすめなシガレットケースです。









