手巻きタバコのシャグはパウチより缶のほうが少しだけ安いです。

「少しでもタバコ代を安くしたい。」
そう思って手巻きタバコを始めた方、多いのではないでしょうか。
手巻きタバコの葉(シャグ)は「パウチ入り」と「缶入り(シャグ缶)」の2種類があります。
そして、シャグ缶のほうが少しだけ安くなっています。
この記事では、
- シャグ缶とはどんなものか
- パウチとシャグ缶の価格の比較
- シャグ缶のデメリット
を紹介します。
手巻きタバコで、タバコ代を少しでも安くしたいと考えている方の参考になれば幸いです。
シャグ缶とは
シャグ缶とは、缶入りのシャグのことです。
下の画像は、スタンレー・バニラ缶(100g)です。
他のシャグも見た目はだいたい同じですが、コルツ・バニラのシャグ缶は四角い形をしています。

素材は胴体が紙製で、上の蓋が樹脂製となっており、思ったよりも軽いです。
蓋を開けてみると、アルミ箔で封がしてあります。

アルミ箔の封を開けると、シャグの上にペーパーが1箱乗っています。
残念ながら、ペーパーはスローバーニングではないので、私は使いません。

胴体の内側もアルミでコーティングされていますが、機密性が高いとは言えません。
一度封を開けたら、別の容器で保管しましょう。
私は、1パウチ分程度はすぐに巻けるように、ホームセンターで買ったパッキン付きの容器に入れ、残りはジップ付きの袋に入れて保管します。

パウチとシャグ缶の値段の比較
シャグ缶がどんなものか分かったところで、パウチとシャグ缶ではどれぐらい値段が違うのか比較してみます。
2021年10月時点で、スタンレー・バニラのパウチとシャグ缶の値段は以下の通りです。

それぞれの内容量が違うので、このままでは比較ができません。
パウチ10個とシャグ缶3個でちょうど300gづつになるので、300gで計算し直します。

スタンレー・バニラを300g買った場合、パウチよりもシャグ缶のほうが320円安くなることがわかりました。
私の場合、パウチ4個でだいたい1ヶ月持ちます。
2.5ヶ月で320円お得になるということになり、1ヶ月では128円安くなります。
安くなるのは、本当に少しだけです。
シャグ缶のデメリット
手巻きタバコのシャグはパウチで買うより、缶で買ったほうが少し安くなります。
安くはなるのですが、シャグ缶を買うと以下のようなデメリットがあります。
- 量が多い
- 種類が少ない
それぞれのデメリットについて説明します。
量が多い
シャグ缶の多くは100g入りです。
パウチの3倍以上の容量です。
私は30gのパウチを1週間くらいかけて吸います。
シャグ缶を1つ買うと、単純計算で23日も同じ種類のシャグを吸い続けなくてはなりません。
シャグは開封後はなるべく早く吸ってしまわないといけません。
香りが飛んでしまったり、カビたりしてしまうからです。
同じシャグをずっと吸い続けるつもりの方は全く問題ありません。
しかし、「色々なシャグを楽しむ」という手巻きタバコの醍醐味が薄れてしまいます。
種類が少ない
パウチで売っている種類に比べて、シャグ缶で売られている種類は圧倒的に少ないです。
日本で販売されているシャグ缶は、私が調べた限りでは、14種類しかありませんでした。
この中にお気に入りの銘柄があれば良いのですが、無い場合はパウチで買うしかありません。

まとめ
手巻きタバコの葉は「パウチ入り」と「缶入り(シャグ缶)」の2種類があります。
そして、シャグ缶のほうが少しだけ安くなっています。
しかし、シャグ缶はパウチの3倍以上容量があるものばかりで、色々なシャグを吸うという楽しみ方をしずらくしてしまいます。
また、シャグ缶で売っている銘柄も少なく、その中にお気に入りの銘柄が無いと買えません。
「タバコ代を少しでも安くしたい」
「銘柄には特にこだわりがない。」もしくは、「シャグ缶にお気に入りの銘柄がある。」
という方には、シャグ缶はおすすめです。
ただし、
「銘柄にはこだわりがある。」
「色々なシャグを吸ってみたい。」
「シャグ缶にお気に入りの銘柄が無い。」
という方にはおすすめできません。
試しに1回買ってみるのは全然ありです。







