2020年版!タバコを自分で巻いた時の時給を計算してみた

2020年版!手巻きタバコの時給

2021年11月20日

2019年から手巻きタバコを始めた「たのいけ」です。

小遣い制の私は、タバコ代を節約するために手巻きタバコに切り替えました。
その結果、2020年7月時点でタバコ代が3分の2くらいまで安くなりましたが、だんだん巻くのが面倒くさくなってきました。
そんな時、ふと「タバコを手で巻くのって時給いくらくらいなんだろう?」と思い実験してみました。

今回はその実験の結果を紹介したいと思います。

<注意>
この記事は、2020年7月にメインのブログで投稿した記事を移動して来たものです。
記載されている品物の金額は当時のものですので、ご注意ください。

1.手巻きタバコとは

手巻きタバコは、「シャグ(タバコの葉)」「ペーパー(巻き紙)」「フィルター」が別売りになっており、これらを自分で組み合わせてタバコを完成させます。

上手な人は手だけで巻くことができますが、「ローラー」という道具を使って巻く方が簡単で、私も「ローラー」を使って巻いています。

手巻きタバコに必要なもの

2.手巻きタバコってどこで売っているの?

手巻きタバコを始めるのに最低限必要なのが、「タバコの葉」「巻き紙」「フィルター」「ローラー」ですが、これらを売っているお店というのがほとんどありません。
私の場合は車で30分程度のところにお店があったため、手巻きタバコを始めることができました。

最近はセブン・イレブンでも売っているところがありますが、品揃えが圧倒的に少ないので、やはり「手巻きタバコを売っているタバコ屋さん」で購入するのがいいと思います。

3.実験開始

今回は以下のものを使って実験します。

シャグ(タバコの葉)スタンレー・バニラ(30g)740円
ペーパー(巻き紙)スモーキング・ブラウン・シングル(60枚入り)110円
フィルターピュア・スリム・フィルター(200個入り)
直径6mm✕長さ18mm
396円
シャグとフィルターとペーパー

ひたすらタバコを巻いていきます。

YouTubeで動画を見ながら巻いていきます。

だんだん飽きてきますがここは我慢して巻いていきます。

そしてやっと全部巻き終わりました。

完成品はこんな感じです。

巻けたタバコの数

1パッケージのシャグ(タバコの葉)で58本巻けました。

そして、1パッケージを巻き終えるのに、1時間と31秒かかりました。

4.結果検証

1パッケージ巻き終わりましたので、検証してみましょう。

1パッケージで使った材料にかかった費用は以下の通りです。

単価金額
シャグ(タバコの葉)740円1パッケージ740円
ペーパー(巻き紙)110円÷60枚=1.83円58枚106.14円
フィルター396円÷200個=1.98円58個114.84円
960.98円


私が以前買っていた紙巻きタバコは「ロングピース(20本入り)」で、現在510円で販売されています。
58本でいくらになるかというと、以下の通りになります。

単価金額
ロングピース(20本入り)510円÷20本=25.5円58本1,479円

紙巻きタバコから手巻きタバコに変えて得をした(節約できた)金額は以下の通りになります。

1,479円−960.98円=518.02円

1パッケージ手巻きするのにかかった時間が1時間と31秒でほぼ1時間だったので、時給518円ということになると思います。

ここで現在の最低賃金が気になり、厚生労働省のサイトを確認したところ、一番安い金額が790円でしたので、それよりも安い賃金でタバコを巻いているということになります。

厚生労働省「地域別最低賃金の全国一覧」

ちなみに、紙巻きタバコから手巻きタバコに変えて35%経費削減できている計算になります。

5.まとめ

検証の結果、紙巻きタバコから手巻きタバコに変えて35%経費が削減できましたが、時給に計算すると518円にしかなりませんでした。

「にしかなりませんでした。」と書いた通り、私的にはあまりの時給の安さにガッカリしました。

なぜなら、最近だんだん手で巻くのが面倒くさくなってきており、その面倒くささを払拭する程の金額ではなかったからです。

だからといって、もとのロングピースを買うには小遣いが足りないので、そうもいきません。

「もうタバコやめようかなあ。」と思ってしまいました。

これは今まで買っていたタバコや買っている手巻きタバコの葉やフィルターの種類によって金額は違いますし、いくらなら納得できるのかも人それぞれです。

手巻きタバコを現在吸っていて手で巻くことに疑問を持ち始めたり、手巻きタバコに興味を持っている方の参考にしていただければ幸いです。